登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み、
児童6人が死亡した事故で、
自動車運転過失傷害容疑で逮捕された
同県日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)が
3年前にも小学生をはね、
民家の外壁を壊す事故を起こし、
執行猶予中だったことが20日、捜査関係者などへの取材でわかった。
捜査関係者の話や裁判記録では、
捜査関係者の話や裁判記録では、
柴田容疑者は2008年4月9日午前7時30分頃、
鹿沼市御成橋町の国道121号で、
登校途中に歩道を歩いていた小学5年生の男児を乗用車ではね、
道路沿いの民家の外壁を壊した。
男児は右足の骨を折るけがをした。
柴田容疑者は仕事に向かう途中で、
「前日の仕事の疲れから眠気を覚えながらも車を運転してしまった」
などと供述したという。
この事故で、柴田容疑者は自動車運転過失傷害罪で在宅起訴され、
宇都宮地裁が08年11月に、
禁錮1年4月、執行猶予4年の判決を言い渡した。
また、柴田容疑者が以前勤めていた会社の関係者は、
また、柴田容疑者が以前勤めていた会社の関係者は、
08年の事故の前にも柴田容疑者が車を全損させる事故を
複数回起こしていたようだと話している。
当時、柴田容疑者は
「タイヤがパンクして縁石に乗り上げた」
「カーブでスピードを出し過ぎた」などと語ったという。
県警関係者への取材では、
柴田容疑者は18日の事故について
「居眠りをしていた」
「持病の発作を抑える薬を飲み忘れた」
と話している。