福島第1原子力発電所で、
作業員が携帯して放射線量を測るために使う
「線量計」を4月上旬のうちに約1000台に
増やす方針を明らかにした。
1日時点は約420台。
福島第1原発では1日に延べ約800人、
最大で約500人が同時に作業している。
線量計を全員に余裕を持って配備できるようにし、
作業員の不安を軽減する。
福島第1原発ではアラーム付きの
福島第1原発ではアラーム付きの
個人線量計が約5000台あったが、
地震や津波で大半が故障。
そのため作業員全員ではなく、
作業グループの代表者のみに線量計を携帯させていた。
経済産業省の原子力安全・保安院は全員分を
確保するよう東電に注意していた。