静岡県安全宣言 ほっと一安心で信頼回復? 静岡茶 一番茶検査 8産地基準下回る

県中西部の8産地で採取した一番茶(製茶)の放射能検査を行った県は7日、
1キロ当たりの放射性セシウムは146~385ベクレルで、
いずれも国の暫定基準値(500ベクレル)を下回っていたと発表した。
検査対象には県内最大産地の牧之原台地が含まれ、
仮に基準値超えで出荷制限となれば影響は甚大であるだけに、
関係者は胸をなで下ろしている。

結果を公表した県経済産業部の瀧昇悟理事は、
「安心しました。その一言です」と顔をほころばせた。

検出された放射性セシウムは製茶1キロ当たり、
▽島田茶311ベクレル
▽金谷茶385ベクレル
▽藤枝茶305ベクレル
▽川根茶350ベクレル
▽掛川茶146ベクレル
▽静岡牧之原茶272ベクレル
▽菊川茶184ベクレル
▽いわた茶194ベクレル

だった。
結果を受けて県は、
「今回調査分については健康への影響を心配するレベルではない」
と“安全宣言”を出した。

県茶業農産課では、
基準値超えに備えて茶工場や茶商に出荷自粛を求める要請文の内容を検討していただけに、
「使わずに済んでよかった」とほっとしていた。

しかし、今回調べた県中部や県西部に比べて、
より放射性物質の影響を受けたと考えられる県東部の製茶の検査は、
これから始まる。検出値はさらに高くなると想定されることから、
瀧理事は「数字が一人歩きすることを危惧している」
と早くも憶測による風評を心配していた。

残る11産地の検査結果は、9日にも判明する。

ソース詳細
産経新聞 2011年6月8日 2時00分配信

前記事>>朝令暮改 わずか3日で方針転換で、さらに消費者の信頼を失う静岡茶 自業自得の風評拡大
次記事>>県の甘いリスク管理体制で崩壊する静岡茶の安全 基準越え放射性セシウムの検出

ニュースの先っちょ(大阪維新・公務員改革)

ニュースの先っちょ(きずな:大切にしよう親日国)

ニュースの先っちょ(新エネルギーと日本創造と破壊)

ニュースの先っちょ(ステマとブームと煽られる大衆)

ニュースの先っちょ(特定アジア:韓国・北朝鮮・中国)

ニュースの先っちょ(我欲の宴:民主党・日教組・教職員)

足元の気配り