今度は、神戸 てんかんタクシー運転で死亡事故が発生

てんかん発作が関連? 各地で事故、神戸でも

栃木県鹿沼市で児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故など、
てんかんの発作との関連が疑われる事故が各地で発生している。
神戸でも、タクシーを運転中に発作を起こし女性をはねて死亡させたとして、
元運転手の男が自動車運転過失致死罪で起訴された。

多くの患者は治療を受けルールを守ってハンドルを握っており、
患者団体は「病気を正しく理解してほしい」と訴えている。

神戸の事故では当時64歳の女性が亡くなった。
4月26日、神戸地裁で被告人質問があり、
衝突時の記憶を尋ねられた元運転手の男(42)は「(記憶は)ない」と答えた。

20年以上前に診断を受け、現在も服薬治療中。
公判では、別のタクシー会社に勤務していた
3年前にも意識を失って事故を起こしたことを明らかにし、
「反省しています」とうなだれた。

栃木のクレーン車事故では、栃木県警が発作との関連を捜査している。
このほか昨年12月には三重県四日市市で、てんかんの持病がある歯科医の男が
車で追突し3人を死傷させる事故があった。

初公判で弁護側は「持病はあったが、事故は予見できなかった」
と無罪を主張している。

◆   ◆
兵庫県警運転免許課によると、
てんかん患者の運転免許取得・更新は
2002年の改正道交法施行で、発作が5年以上ないなど、
医師の診断を条件に可能となった。

昨年は77件の相談が寄せられ、
このうち51件の取得・更新を認めた。

同課は「医師の診断を受け、病状を正しく申告してほしい」と呼びかける。
栃木の事故を受け、
日本てんかん協会は
「法にのっとった運転免許取得に関する啓発活動を引き続き推進する」とコメント。

東京都支部の担当者も
「病状を把握し、安全を第一にするよう指導している」と語る。

一方、神戸地裁の公判では、患者の厳しい雇用環境も浮き彫りになった。
元運転手の男性は年金生活の母と2人暮らし。
3年前の事故でタクシーを下りる決心をし就職活動を始めたが、
約20社に採用を断られた末、09年、別のタクシー会社に持病を隠して再就職した。

日本てんかん協会の精神保健福祉士は
「個人差はあるが、てんかんは適切な治療で発作を抑え治せる病気。
にもかかわらず、患者の職探しは難しい。社会が正しく理解し、
雇用の場を広げることも必要」と訴える。

ソース詳細
神戸新聞 2011年05月7日6時30分
次記事>>てんかん運転禁止の緩和は当然、てんかん運転の事故は社会が悪い? てんかん協会
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