東京電力 破綻した管理体制、無責任な丸投げ、復旧作業をしていたのは孫請けの作業員1人

東京電力福島第1原発で、作業員3人が大量被ばくした事件で、
実際に復旧作業にあたった下請け会社の男性社員が共同通信の取材に応じた。

被ばくしたのはケーブル敷設作業をしていた下請け、孫請けの3人。
そのうち、作業をしていたのは孫請けの作業員1人で、
下請けの2人は現場監督だった。

孫請けの作業員ほど、危険が高い難作業を任される構図になっていた。
男性は3人が被ばくした事故の問題点として、
近くに線量管理の責任者がいなかったことを挙げた。

男性はさらに、汚染された水に足が漬かった状態で
3人が作業していたことについても
「普通は水の中に入って作業なんかしない」と述べ、
東電の安全管理の在り方に疑問を投げかけた。

現在、放射線量の低い場所の作業は一日8時間に及ぶこともある。
作業員は全員、敷地内の免震重要棟で寝泊まりし、
乾燥米や缶詰など1日2食、1・5リットルのペットボトルに入った
ミネラルウオーター1本という過酷な条件下にいる。

男性は、東電が作業員を集めるために日当として1人数十万円を
払うという新聞記事を読んだ。
「そんなことはない。作業は何年もかかるし、多くの人員が必要だ。
誰がそんな金を出すのか」とあきれる。

深刻な状態が続く1~4号機は廃炉になる可能性が高い。
男性はずっと第1原発に携わってきた。
「廃炉作業が終わるまでには50年くらいかかるのではないか。
できれば最後まで作業を続けたい」と心情を吐露。近く、第1原発に戻るという。

共同通信 2011年03月30日(水)05時40分配信

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