東京電力 下請け任せな自衛消防隊 自社責任感欠如での火災惨劇。

福島第1原発爆発 自衛消防隊機能不全 放射線量限度、人手確保できず

火災が起きた福島第1原発でも化学消防車が配備され、
協力企業の社員で構成する自衛消防隊が組織されている。

だが、作業員が浴びる放射線の限度が定められていることなどを理由に、
今回の被災後は十分な人手を確保できていない。

また、4号機で炎が上がった付近には、使用済み燃料などを冷やすための
プールがある。建屋の外壁には8メートル四方の穴が二つ開いており、
プールは外気にさらされている。

保安院によると、4号機はプールの水を冷却する装置が作動せず、
沸騰しているとみられる。露出した燃料棒から放射性物質が放出され
続けている可能性もあり、危険な状態が続いている。

海江田万里経産相は15日夜、東電に対して、冷却のため、
プールへの注水を速やかに行うよう原子炉等規制法に基づく命令を出した。

保安院は
「(注水を)早急に成し遂げていただかないと困るので、命令を出した」
としている。

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