「国民に手を出すな」 カダフィ天安門的人民虐殺 シャルガム国連大使 安保理に介入要請

産経新聞 2月26日(土)18時22分配信


「ポル・ポト(カンボジアの独裁者)は、
なぜ国民の3分の1を
処刑したのかと聞かれ、
人民のためだと答えた。

ヒトラーは、総統の栄光のため
国民の死などたいしたことではないと
いった…」

カダフィ氏の50年来の友人である
リビアのシャルガム国連大使は
25日の国連安全保障理事会の会合で、
古今の独裁者を引き合いに出して、

時折涙を流しながら
「国民に手を出すな。
われわれは決して降伏しない」
と訴えた。

演説後、各国の外交官は
次々とシャルガム大使を抱擁し、
発言をたたえた。

これまで政権寄りの発言を行ってきた
シャルガム大使は、
「考えを変えたわけではない。
これほどまで犠牲者が出るとは
想像もしていなかった」
と述べた。

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