研究費流用事件に関して、
大阪大学の調査委員会は、同大大学院の医学系研究科研究室で、
国などの研究費4176万円が不正に使用されたとする
最終調査結果を公表した。
うち約452万円が、
この研究室にいた森本兼曩元教授の家族の米国旅行費などに
私的流用されたと認定した。
森本元教授は3900万円を返還しているが、
阪大は詐欺容疑で刑事告訴する方針。
報告書によると、この研究室では2004~10年に
総額約1690万円に上る国内のカラ出張や大学への
申告内容と違う出張があった。
パソコンなどの物品購入名目で約1593万円の架空伝票も
作成された。
さらに、同時期に所属していた研究員や秘書、技術補佐員5人全員の
給与のうち378万円を研究室に納めさせていた。
(2011年2月11日19時19分 読売新聞)
報告書によると、この研究室では2004~10年に
総額約1690万円に上る国内のカラ出張や大学への
申告内容と違う出張があった。
パソコンなどの物品購入名目で約1593万円の架空伝票も
作成された。
さらに、同時期に所属していた研究員や秘書、技術補佐員5人全員の
給与のうち378万円を研究室に納めさせていた。
(2011年2月11日19時19分 読売新聞)