「日本でゴルフする暇はない」
「海外でゴルフした。被災者に悪感情を与える報道するな」 民主党 石井一(震災担当)
石井一副代表(76)ら同党の議員3人が、
連休中に訪問先のフィリピンでゴルフをしていたことが6日、分かった。
石井氏は「国外であれば目につかないと思った」としている上、
自らの“KY”な行動は棚に上げ、
「被災者に悪い感情を与えるようなこと(報道)はしないでほしい」
と“口止め”までしていた。
何でもかんでも自粛すればいいわけではもちろんないが、
立場も、海外に行ったスキにという状況も悪い。
しかも海外なら目につかないという考えは、
国会議員たる者としていかがなものか。
石井氏は今月3~6日の日程でフィリピンを訪問。
石井氏は今月3~6日の日程でフィリピンを訪問。
昨年秋、日本フィリピン友好議員連盟の会長に就任しており、
会長として、比政府関係者や上院議員らと面会し、
日本の政府開発援助(ODA)や通信事業関連について意見交換した。
日本への震災支援の関係者や議連の比側議員らとも会ったという。
ここまではよかった。問題は5日に起きた。
首都マニラ郊外のゴルフ場で同行した
生方幸夫元副幹事長(63)
那谷屋(なたにや)正義参院議員(53)
とともに在留邦人の招きでプレーした。
一行は十数人で、日本大使館や比政府の関係者は含まれていないという。
石井氏は白いポロシャツに緑のショートパンツ姿だった。
石井氏はプレー後に取材に応じ、
「用事で来ているんだから、
その間に少しぐらい息を抜いているということですから」と釈明。
しかし一方で、
「国外であれば目につかないと思った」
「被災者の方から見れば『何だ』という気持ちになるでしょうね」
と自らの行為に対する“自覚”があることも口にしている。
そして「訪問はゴルフをやるためではなく、あくまで公務。
被災者に悪い感情を与えるようなこと(報道)はしないでほしい」と、
あろうことか“口止め”までした。
しかし、テレビ局をはじめ現地で取材に当たっていた報道陣は、
しかし、テレビ局をはじめ現地で取材に当たっていた報道陣は、
“口止め”は無視して報道。今後、野党や被災者の批判を浴びる可能性もある。
サンケイスポーツ 2011年5月7日5時3分配信