シンガポールの救助隊は１６日には帰国の途へ。
原発事故で日本政府から退避を勧告されたためだが、
シンガポール政府関係者は
「被災地で実質的な活動はできなかった」と明かす。
タイは日本人の口に合うようにとタイ米１万トンのほか、
タイは日本人の口に合うようにとタイ米１万トンのほか、
もち米５０００トンを送る計画だったが
「輸送先などの明確な返答がなく」
（タイ外務省当局者）支援を断念した。
インドネシアは毛布約１万枚を送ったが
インドネシアは毛布約１万枚を送ったが
「（毛布の厚みなど）仕様が合わない」
と日本側から説明され、準備し直した。
インドネシア国家災害対策庁は
「日本は自然災害で外国からの支援を受けた経験が乏しい。
受け入れルールもなく対応が難しいようだ」と話した。
外務省によると、これまでに１３４の国・地域と
外務省によると、これまでに１３４の国・地域と
３９の国際機関が支援の意思を表明したが、
日本が受け入れた国・地域と機関は約３０にとどまる。
支援を断られた国からは
「一括した受け入れ窓口がなく、情報が錯綜（さくそう）している」
と日本の混乱ぶりに不満も出ている。