八戸駐屯地(青森県八戸市)第9施設大隊に所属する
40代の男性1曹が岩手県遠野市の宿営地で倒れ、
同日未明に搬送先の病院で死亡したと発表した。
今回、災害派遣された自衛隊員の死亡は2人目。
防衛省は同日付で、1曹を曹長に特別昇任させた。
陸自によると、1曹は地震が発生した3月11日から
遠野市に派遣され、重機や車両の配備調整任務に当たっていたが、
4月10日午後11時半ごろ、宿営テント内で倒れているのを同僚が発見。
盛岡市の救命救急センターに運ばれた後、脳出血で死亡した。
1曹は派遣期間中、休日を9日取っており、
6日の健康診断では公務継続に支障はないと診断されていたという。
時事通信 2011年4月15日(金) 17時48分 配信