17日午後7時10分ごろ、3号機に向けて放水が行われたが、
風などの影響もあり、目標の使用済み核燃料貯蔵プールに届かなかった。
個人線量計のアラームが鳴ったため、隊員に安全な場所への
待避命令が出された。
警察庁は作戦を続行するか関係機関と協議している。
警察庁によると、派遣されたのは高圧放水車を
警察庁によると、派遣されたのは高圧放水車を
操縦できる機動隊員10人が2~3人ずつ交替で車両に乗り込み、
3回にわたって放水する予定だった。
警察庁によると、経済産業省の要請を受け、
警察庁によると、経済産業省の要請を受け、
16日に警視庁に出動を指示。
警視庁の管理官と警察庁の2人の計13人で編成された部隊は
17日未明に現地入りし準備を進めていた。
高圧放水車は、普通の消防車よりも大きい12気圧での放水が可能。
高圧放水車は、普通の消防車よりも大きい12気圧での放水が可能。
放射角30度で約50メートル離れた建屋の高さ30メートル地点に
水を届かせることができるとされていたが、風などの影響もあり、
目標まで届かなかったとみられる。
隊員らは建屋に近い免震棟を拠点にして作業を展開。
隊員らは建屋に近い免震棟を拠点にして作業を展開。
陸上自衛隊の化学防護隊員も同行し、放射線量が限度を超えないよう計測したほか、
東電の社員らも準備作業に加わっていた。