「何とか成功してほしい」と祈るように話したのは、
原発から20キロ圏内の南相馬市から避難してきた
吉田みち子さん(61)。
朝から避難所に置かれたテレビの前に座り、
「国や東京電力の話は信用できない。でも、
作業が成功すると信じるほかない」と念じた。
同じく南相馬市から避難した白鳥光夫さん(65)は
同じく南相馬市から避難した白鳥光夫さん(65)は
「成功すれば事故が早く収まるはず」と期待する一方、
「現場は放射線濃度がものすごく高い。
作業に当たる人は大丈夫なんだろうか」と
無責任な東京電力に丸投げされている、
自衛隊員や警察官らの健康を気遣った。
県災害対策本部によると、原発事故を受け、
県災害対策本部によると、原発事故を受け、
救援物資を輸送する業者は当然の考え方だが、
放射線による運転手の健康被害を恐れ、
県内への輸送を拒否するケースが出始めているという。
同本部は、風評被害で物資到着が滞っているとして
国に支援を求めている。