11日の地震発生直後にすでに隊員派遣の用意を
表明しながら、丸二日も待機を強いられた。
台湾側は「中国要因でしょう」(外交関係者)
と受け止めている。
日本側はいったん受け入れると返答したが、
日本側はいったん受け入れると返答したが、
その後「現場が混乱している」として待つよう
要請した。
だが、その間に各国から救援隊が入り、
台湾メディアから「なぜ入れないのか」
と疑問が出始めていた。
日本政府は1972年に台湾と断交、
「台湾は中国の一部」
とする中国の立場に配慮しており、
台湾隊受け入れをためらったとみられる。
13日に中国の救援隊が現地入りし、
同日夜にやっと台湾隊受け入れが決まった。
【台北=村上太輝夫】