退去強制処分を受けても、他人名義のパスポートで再入国 日本は住みやすかった

他人になりすまして日本に不法滞在したとして、警視庁は8日、
無職黄玲玲容疑者(25)(東京都板橋区板橋)ら中国人親子4人を
入管難民法違反の疑いで逮捕したと発表した。


逮捕は7日。黄容疑者は入国後、日本人男性と結婚して日本国籍を
取得しており、同庁によると、帰化した不法滞在者を同法違反容疑で
摘発したのは初めてという。

ほかに逮捕されたのは黄容疑者の父(48)、母(49)、弟(24)の3人。
発表によると、4人は2001年12月、両親が別の偽装結婚事件に
関与したとして、退去強制処分を受けたにもかかわらず、
他人名義のパスポートで再入国し、07年2月~11年3月、
日本に不法滞在した疑い。黄容疑者は04年に入国し、
07年に結婚、09年10月に帰化していた。

4人は「日本は住みやすかった」

と容疑を認めているという。
(2011年3月8日17時19分 読売新聞)

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